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新聞に載らない内緒話

譲り葉、移ろい月              
 
散歩をしていたら、「ゆずりは(譲り葉)」の木を見つけた。「楪」とも書き、別名「親子草」とも言う。
 初夏に花が咲き、夏に実がなり、この季節になるとその実は青く、濃紺に色を変える。むしろ、月桂(げっけい)樹のような葉に見覚えがあるかも知れない。
 譲り葉と呼ばれるのは、新しい葉が出てくると、古い葉を落とすからで、新旧交代が鮮やかで、後進に潔く道を譲るからである。
                   ◆
子供たちよ。
これは譲り葉の木です。
この譲り葉は
新しい葉が出来ると
入り代わつてふるい葉が落ちてしまふのです。

世のお父さん、お母さんたちは
何一つ持つてゆかない
みんなお前たちに譲ってゆくために
いのちあるもの、よいもの、美しいものを、
一生懸命に造ってゐます。

今、お前たちは気が附かないけれど
ひとりでにいのちは延びる。
鳥のやうにうたひ、花のように笑つてゐる間に
気が附いてきます。

そして子供たちよ。
もう一度譲り葉の木の下に立って
譲り葉を見る時が来るでせう。  
                 ◆
詩人河井酔茗の、「ゆずり葉」です。
10月は衣替え。子供たちは夏服を脱ぎ捨て、新たな季節に備える。春から夏ほどの派手さはなく、太陽に映えた衣が暗調へ帯びるのは譲り葉の実のようでもある。
正月飾りにも使う、この木は季節も譲って、ささやかに、奥まった秋を演出する。

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