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新聞に載らない内緒話

夏の復興              

 千葉県の地図を見ていて、どうしても読めない「地名」がある。
 匝瑳市―「そうさ」市、と読む。県北東部、南部は九十九里浜に接する。地元関係者いわく「読めない、書けない、どこにあるかわからない」。
地名の由来は平安前期の「続日本後紀」に見え、語源は狭布佐(さふさ)、「美しい麻のとれる土地」など諸説あるようだ。と、まあ堅苦しい解説はここまでで、しかしどこでも知恵者はいるもので、この解読不能な地名を逆手にとって町おこしに利用しようというアイデアが出てくる。兵庫県に「宍粟市」という地名があり、これも容易には読めない。「しそう」市だそうで、こちらが西の難解地名なら、匝瑳市は「東の横綱」である。観光キャンペーンを展開、集客の動機づけにするという。
 先日、取材でこの街を含め、九十九里浜沿いに、数珠のように連なる山武市、九十九里町、白子町など、北上して銚子市を訪れた。
 昨年の東日本大震災では、このエリアも多大な被害を受けた。旭市はその筆頭だが、実際訪ねてみると、それ以外の地でも甚大である。ある所は海岸が削られ変貌し、サイクリングロードは鉈(なた)で切ったように進路を失った。「地震後、なぜか蛤が以前の倍近く取れるようになった」と地元が首をひねるような現象もあるのだが、深刻なのは風評被害による観光客の大幅減である。
 震災後の昨年夏は、例年の半分しか観光客が来なかった。漁業と農業が生命線で、さらに収入源を観光に頼る土地柄だけに、放ってはおけぬ状況となった。
 で、夏を前に大規模なキャンペーンが展開されている。
 海水浴がもちろんメーンではあるが、地元祭りあり、バードウォッチングあり、グルメあり、散策あり。蛍狩りに天体観察、乗馬にイルカ・クジラのクルーズにサーフィン。知恵の限りを尽くした感がある。
 1泊2日の短い取材であったが、この間交わした名刺が21枚、応対してくれた部署は商工観光室、観光商工課、産業振興課、観光誘致促進課、観光物産協会ほか。肩書は会長、課長、係長、室長、主査、主幹、プロデューサー、所長など。いただいたパンフレットは、冊子からチラシなど大小41点。持ち帰ってみるとズシリと重い。
 この重さが地元の悲鳴であり、あえぎであろう。
 ぶらり、街を歩く。海辺の、ホテル、民宿、土産店の看板が林立する町並みはハイシーズンを前にうずくまるような静けさで、発熱の時を待ち焦がれている風情であった。
 ご参考までに、「ちばの観光まるごと紹介」http://www.kanko.chuo.chiba.jp/i/
 ◆お知らせ 知友の癒やし系、大人の童話です。お気に召せば。
「any moka」http://s.ameblo.jp/myaokan/entry-11266617689.html

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