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新聞に載らない内緒話

思わぬ〝教訓〟               

仕事帰りに一杯、飲むのが日課になっている。酒場の喧噪が好きなのである。
 原稿に追われ、家に帰れば人並みに問題も抱えている。誰にでもある風景だと思うが、帰宅途中の、安酒場で過ごす一瞬は、24時間には組み込まれぬ遊離帯のようなもので、このフィルターを通過させないととつまらぬ事で諍(いさか)いになる。ほんの数時間の空白は車で言えばショックアブソーバーであろうか。精神の、緩衝は必要である。
 まぁ、さほど深刻な悩みを抱えているわけでもなし、頭蓋骨と前頭葉にほのかな空間が生まれ、陶然とする酔中気分は〝仙境〟そのもので、不断の生活のリズムでもあり、欠かすことができないものになっている。
 場末で、小さなチェーン店だが、若いアルバイター達が元気で気分がよい。奇妙なイントネーションの日本語が飛び交う中、カウンターの止まり木で、古びた柱に寄り掛かりながら焼酎をあおる。
 ふと調理場に目をやるとカレンダーがぶら下がっており、「M君、結婚式」の文字が見える。働く彼らの1人が結婚するそうだ。忙しい職場で、深夜勤務の続く店だが、仲間だけのささやかな祝宴でも予定しているのだろう。ほほ笑ましい。
 日ごろは気づかなかったが、店奥の壁に〝モットー〟らしきものが3枚、張り出されていた。
 「困難の無い人生は無難な人生」
 「困難の有る人生は有難い人生」
 なるほどね、洒落ている。続いてもう1枚、「意識の改革」とある―。
「① 固定観念を持つな」
「② 常識にこだわるな」
「③ 1秒前は過去である」
 フーン、なかなかだね。最後は「自己行動3原則」で、
 「すぐやる」
 「必ずやる」
 「出来るまでやる」
 日常に追われ、ともすれば捨て鉢な「こころ」に、妙にしみ入る。
 心当たりはありませんか? あなた。
〝教訓〟は場末に、ひっそりとある。

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