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新聞に載らない内緒話

アーメン、ラーメン
              
以前、本を出版した。
「ぼちぼち歩こう 墓地散歩」(日刊スポーツ出版社刊、税込1365円)という、落語家の前座でも口にしないような駄じゃれがタイトルで、著名人の、死の瞬間にまつわるエピソードと、墓地案内で編んだ。
だからと言うわけでもあるまいが、先日青森県の観光関係者から「キリストのお墓を訪ねませんか」とお声がかかった。キリスト終焉の地は日本、享年106という伝説があることは何かで聞かされていた。本で読んだのであろうか。
その真偽はともかく、なるほどその墓地を訪ねてみるのも悪くないと腰を上げた。東北新幹線に乗って八戸駅で降りる。市内から西へ36㌔、バスで約1時間の所に新郷村はある。キリストの墓は新郷村役場から3㌔(青森県三戸郡新郷村大字戸来字野月33-1)。二つ折りの坂を上って見上げると土饅頭に、高さ2㍍ほどの、木製の十字架が木漏れ日の中、すっくと立っている。
「ゴルゴダの丘で磔刑になったキリストが実は密かに日本に渡っていた」―そんな突拍子もない仮説が、茨城県磯原町(現北茨城市)にある皇祖皇大神宮の竹内家に伝わる竹内古文書から出てきたのが昭和10年。竹内氏自らこの新郷村を訪れ、キリストの墓を発見したという。翌年、考古学者の一団が「キリストの遺書」を発見したり、考古学・地質学者の山根キク氏の著書でとりあげられ、過疎の村は一躍神秘の村として注目を浴びることになる。
いくつかの傍証があり、新郷村の旧名、戸来(へらい)村は、「ヘブライ」から来ている、子供を初めて野外に出すとき額に墨で十字を書く。足がしびれたとき額に十字を書く。ダビデの星を代々家紋とする家がある。そして、「ナニヤドヤラー、ナニヤドナサレノ」という意味不明の節回しの祭唄が伝えられている、など。
敷地内に「キリストの里伝承館」(☎0178・78・3741)がありその由来が細々と紹介されている。一息入れようと売店をのぞいたらニンニク風味の「ドラキュラ・アイス」。そういえば伯爵が嫌うニンニクは青森の名産であった。さらに関係者は「ここにはキリストラーメンもある」とのたまう。地元食堂の名物で、具は山菜と梅干し、長芋と、その上に六芒星形(イスラエルの国旗でおなじみだが)のナルト。このラーメン、食べる前に十字を切って、「アーメン」と唱えるとか。
この村、人口約2000人。キリスト教徒は、いない。
摩訶不思議の里、である―。
 ◆ちょっとCM 5月に三陸復興国立公園に指定された名勝「種差海岸」は必見。そこで味わう「蒸しウニ丼」など、観光情報は八戸市市役所☎0178・43・2111。

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