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新聞に載らない内緒話

考えること
              
 商売柄、読書は欠かせない。ジャンルを問わぬ乱読で、ふと心に留まった言葉は書き付け、文章に詰まったときなどひもといてみる。文章はやはり物まねが基本で、名文を見かけると、いつか使ってみたいと保存することになる。物の見方もずいぶん教えられた。その、いくつか紹介してみたい。
                   ◆
もちろん、国民は戦争を望みませんよ。運がよくても無傷で帰ってくるぐらいしかない戦争に、貧しい農民が命を懸けようなんて思うはずがありません。一般国民は戦争を望みません。ソ連でも、イギリスでも、アメリカでも、そしてその点ではドイツでも同じことです。政策を決めるのはその国の為政者です。…そして国民はつねに、その指導者のいいなりになるように仕向けられます。国民に向かって、われわれは攻撃されかかっているのだと煽り、平和主義者に対しては、愛国心が欠けていると非難すればよいのです。このやり方はどんな国でも有効ですよ。(ヘルマン・ゲーリング=航空相・国家元帥=「ニュルンベルク軍事裁判=白幡憲之訳、原書房から引用)
                    ◆
 どんな時代であれ、またどんな所であれ、〈国家に仕える国民を作ろうとしている。計画し、仕込み、ひとつ方針の教育をして、社会の仕組みや経済にそのままついてくる国民を育てている。……いつの時代にも、政治の世界や実業界や、マスコミで権力を握る連中は、この種の「新しい人」を作ろうとするんだよ。そしてこういう「新しい人」が仕えて繁栄した国家は、いつの時代にも長続きしなかった。周りの国々を悲惨なことにした上で滅びた。……ところが今また、もう一度やろうとする連中が出てきているんだ。〉「二百年の子供」(大江健三郎=読売新聞・平成15年11月30日付けコラム「井上ひさしの読書眼鏡」から引用)
                    ◆
「たとえ先行き不透明であろうと、人物払底であろうと、われわれは、民意を汲むことにつとめ、無力な人を虐げたりしない、われわれより少し賢い政府、指導者の舵取りで暮らしたいものである」(藤沢周平)
                    ◆
 日本、近隣諸国を含め、これらの国々は一体どこへ向かおうとしているのだろう。洋の東西を問わぬ、為政者たちの、いがみ合うだけの風景に心が波立つ。
 欲しいのはありふれた日常と、ささやかな平和だけである。

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