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新聞に載らない内緒話

今年の年賀状
              
「私の年賀状は、前年の春ごろに刷りあがっている。そして、夏から秋、師走にかけて、少しずつ宛名を書くのが毎年の習(ならわし)だ」と書いたのは作家の池波正太郎さんだった。
ここまで用意周到ではないが、私も例年、11月になると年賀状の準備に入った。翌年の、干支に見合った文言(もんごん)を練り、下手ながら簡単なデザインも考え、宛名も筆ペンながら、一葉づつ書き上げた。
 今年は、年賀状を3分の1に減らした。これまでお付き合いしていただいた方々の、長年の交誼に感謝しつつ、しかし、少々疲れた。年末から新年にかけ、賀状に向かうのが億劫になった。
 新年の挨拶はほぼ親戚筋だけで、こればかりは欠かすと余計な詮索をされるからで、他の方には申し訳ないが「これにて以後、欠礼」ということにした。勝手をお許し願いたい。
これまでも、何人かの人から「今年で年賀状はやめることにしました」との挨拶を受けた。還暦を機に、定年延長終了を機にと事情は様々だが、年に一度の、形ばかりのやりとりに思うことがあったのかも知れない。
 無論、当方とて「虚礼廃止」などと声高に訴えるつもりは毛頭なく、ただお定まりの賀状を交換するくらいなら、少数でも年来の友を訪ね、ゆったり相対し、話もしてみたくなった。
                  ◆
 その昔、新年と言えば会社の上司、親戚宅を訪ねる「挨拶回り」が盛んだった。
「世の中に 人の来るこそ うるさけれ とはいふものの お前ではなし」
江戸時代の戯作(げさく)者、狂歌師・大田南畝(蜀山人)は自宅にこんな張り紙を掲げた。これをもじって内田百閒(ひゃっけん=夏目漱石門下として有名だが)は、
 「世の中に 人の来るこそ うれしけれ とはいふものの お前ではなし」
 と、応対したのはあまりにも有名な話。
                  ◆
 来し方行く末、腹蔵なく語り合える友、〝竹馬〟の顔がふと浮かぶ。となれば一献、酒に限る。
「世の中は 色と酒とが 敵(かたき)なり どうぞ敵に めぐりあいたい」(蜀山人)
「酒のない 国へ行きたい 二日酔い また三日目には 帰りたくなる」
「朝もよい 昼もなおよし 晩もよし その合い合いに チョイチョイもよし」
というわけで、年賀状〝断筆〟をダシに年明け早々、旧友との新年会に追い回されそうである。

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