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新聞に載らない内緒話

不器用な距離

「不器用で口下手な東北気質」-。
 辞任表明から一転続投。民主党小沢代表が釈明会見で口にした「東北気質」が印象に残った。一時の感情で辞任を口にしたことを自嘲気味に「いかにも不器用」と繰り返した。
東北人が聞いたら、どんな感想を口にするのだろう。「不器用で口下手」なのは小沢代表個人の、資質の問題で、まさか全ての東北人に当てはまるものではあるまいし、「不器用で口下手」は何も東北に限ったものでもない。
 作家の司馬遼太郎氏はその作品のなかで「東北」をこう記している。
「なんといっても、東北は偉大なのである。たとえば江戸・明治期以降、政治・軍事・科学・人文科学・芸術の面で巨人を輩出してきたが、そういう頭脳の輩出地においてなお距離論という単純なことから、自己の哀歓をきめねばならないのだろう」。(中略)
 「東北は単独ですでに偉大なのである。
東京への交通機関的な距離で自己の価値をきめねばならないような土地ではない」。
                    (「街道を行く-奥州白川・会津のみち」)
 文中の「距離」とは都、つまり首都から遠く隔たったこの地ゆえの気後れが「哀歓」を
呼ぶという意味である。もちろん司馬氏はそれを否定している。
 ただ、もしその「距離」にこだわるならば、小沢代表の今回の失態はあまりにも身近に
なった政権への「距離」にかられたお粗末な行動と言わなければならない。参院選に大勝
し、与党に十分な影響力を持ちえた今、次に目指すのは政権奪取に他ならないのだが、そ
のアプローチの仕方がいかにも「不器用」で、とんだ騒動となった。
 目の前に飴をぶら下げられて思わず飛びついた。そんな感じである。今回の辞任劇には
「ある人」とか「代理人」が暗躍したようだが、仕掛けた相手にしてみれば「あの男なら
党を割っても食らいついてくる」と判断したから声を掛けてきたのだろう。「距離」を計っ
ていた。
 アラユルコトヲ
ジブンヲカンジョウニ入レズニ
ヨクミキキシワカリ
ソシテワスレズ
 郷土岩手を愛した詩人、宮沢賢治はこう言っている。
暗示的、ではある。

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