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新聞に載らない内緒話

冬のCM

冬になると思い出すCMがある。
1973年(昭48)の作品だから、私はまだ、大学浪人中だった。作家の山口瞳さんが出演したサントリーの「雁風呂」。ナレーションを再現してみよう。
「月の夜、雁は木の枝を口にくわえて北の国から渡ってくる。
飛び疲れると波間に枝を浮かべ、その上に止まって羽を休めるという。
そうやって津軽の浜までたどりつくと、いらなくなった枝を浜辺に落として、さらに南の空へと飛んでいく。
日本で冬を過ごした雁は、早春の頃再び津軽に戻ってきて、自分の枝をひろって北国へさっていく。
あとには生きて帰れなかった雁の数だけ枝が残る。
浜の人たちはその枝を集めて風呂をたき、不運な雁たちの供養をしたのだという」。――
最後に山口さんが画面いっぱいに出てきて、こうつぶやく。
「あわれな話だなあ。日本人って不思議だなあ」。
津軽地方の民話が題材だそうだ。
  たとえば、こんな話もある。
夜間飛行中の渡り鳥が悪天候に遭遇、方向感覚を失った場合、たとえば海岸近くの灯台の光に惑わされ衝突を繰り返す。
 死者1152人、あまたの犠牲者を出した青函連絡船「洞爺丸」の遭難は54年9月26日に起きた。
日本海を発達しながら猛スピードで進んだ台風15号の暴風、高波に巻き込まれたのは人間だけではなかったようだ。
荒天のさなか、渡り鳥たちは海上に揉まれる漁船の明かりに吸い寄せられた。船をたぐる船員たちは全ての明かりを灯し、渡り鳥を引きつけ安全な陸地まで導いたという。
大惨事だけではなかった、あの遭難にまつわる、ほっとさせられる話ではある。
鳥と人の、風景。
雁が帰って、また春が来る。
日本人って不思議だなあ。

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Re: タイトルなし

お世話になっております。
いつも楽しく拝見させていただいてます。
記事のほうは訂正しました。
これからもよろしくお願いします。

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