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新聞に載らない内緒話

とぜんそう 
             
 「とぜんそう」と書いても何のことだかわからない。「徒然草」。雅名「つれづれぐさ」ならばおわかりだろう。吉田兼好のそれである。
 酒井法子被告の覚せい剤取締法違反、押尾学被告の麻薬取締法違反と一連の騒動が続く。そこで思い出した。劇作家・別役実が書いたエッセーに「とぜんそう」がある。
吉野から紀州にかけて山中に自生するこの多年草は刈り取って乾燥させると強い芳香を放ち、これには幻覚作用があるそうだ。「とぜんそう」の束を室内に吊るし、幻覚に襲われ、夢とも現ともつかぬ状態を「つれづれなるまま」という。別役のエッセーの受け売りである。
 この幻覚作用は、大麻のそれによく似ているそうで、名著「徒然草」もそのような状態で書かれ、また読み手もまたそのような状態で読まなければその良さは味わえないし、理解もできぬものらしい。
 もちろん、日本では栽培が禁止されており、一部の国文学者が「徒然草」理解のため一時的な使用を国に求めているが却下されている。中国雲南省に自生しているのが発見され、やはり一部の国文学者が密かに潜入を試みたと別役は書いている。
 「つれづれなるままに、日ぐらしすずりにむかひて、心にうつりゆくよしなごとを、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ」という書き出しの「ものぐるほしけれ」とは幻覚症状で「ひどく苦しくなってくるなぁ」という意味である。
 酒井、押尾両被告が求めた幻覚は、現実からの逃避であろう。なにが直接の動機であったのか、定かではないが、いずれにしても違法であることには間違いがない。
 例えば東京地裁に出かけて見るとよい。毎日行われる多くの裁判の中に、覚せい剤、大麻にまつわる法廷はいくらでもある。軽微ならば即決裁判、長くても2回の審理で有罪判決が下る。その時、事の重大性に気がついても手遅れなのである。

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