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新聞に載らない内緒話

スイスからのメール              
 
大学生の就職難が伝えられている。
 1月18日の、厚生労働省および文部科学省が発表した「就職内定状況調査」によると、2011年春に卒業を迎える大学生の12月1日時点の就職内定率は、調査を開始した1996年度以降で最低の、前年同期比4・3ポイント減の68・8%だった、という。
 一流企業志向など、さまざまな原因があるのだろうが、時代を担う若者たちが満足に就職出来ない現状は悲しい。どうか焦らず、チャンスを待ってもらいたい。
 そんな中、先日「無事、現地に到着しました」という、スイスからの、うれしいメールを頂いた。メールの送り主、「彼」は昨年小社の入社試験を受けた。知人の紹介で、私も応援していたのだが、残念ながら筆記試験で落ちてしまった。当初、送ってもらった「彼」の、横文字だらけの履歴書に驚いた。高校時代からヨーロッパで生活し、その後アメリカの大学、大学院を卒業、教育関係を専攻し、学歴は申し分ない。
 「もったいないんじゃないの。専攻違いの、ウチのような新聞社では。親御さんが泣くよ」と冗談を言ってはみたが「スポーツにまつわる仕事をしたいんです」と聞く耳を持たなかった。年齢が20歳後半で、それも気になっていたのである。
長い海外生活からの帰国後、都内の大学でアルバイトのような仕事をして生活費を稼いでいたようだが、せっかくのキャリアも日本ではなかなか活かす職場がなく、苦労したようである。
小社の試験に落ちると「また元の仕事に戻ります」と連絡がきた。慰めのメールを送ってはみたが、所詮当事者ではない人間の言葉などさしたる助けにはなるまい。ただ「こうやってメールの交換が出来るのも何かの縁でしょう。次の仕事の展開が見えたら連絡をください」とつけ加えておいた。
昨年暮、「あるパーティで、スイスの高校が職員を募集しているとの情報をもらいました。トライしてみます」とメールが届いた。どうなったかな、と気にかけていたのだが、どうやら進路が決まったようだ。
「仕事は来週月曜日からですので、今は時差ボケ治しに努めています。仕事はまだ何を任されるか分かりませんが、一所懸命頑張っていこうと思います」と、メールにはあった。
ボンヤリ、彼の顔を思い出した。育ちの良さそうな、好青年だった。新たな人生のスタート。幸多かれ、と思う。

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